民主主義市民連合は22日午後、新政治構想実現に道を開くための政府の退陣及び2007年憲法の改正反対を訴える為に引きつづき首相官邸内での座り込み集会活動を継続させる方針を確認した。
尚、ガラヤーニ王妃の葬儀の車列の通行の為に21日に常設ステージの撤去を行ったマカワーン・ランサン橋手前の集会場に関しては、葬儀終了後も同地を集会の為に使用する予定は無く、今後は首相官邸一ヶ所に絞って集会活動を展開させる方針だという。
また、タクシン元首相に対する実刑判決という一つのゴールを達成した連合側は集会活動を休止させるべきであるとする学識経験者を中心とした声に反して集会を継続させる方針を確認したことに関しては、連合の目標である新政治構想の実現及び国家発展の為の政治改革が実現していないとして、引きつづき新政治構想を各界に訴えていく必要があるとした。
一方、サラーン警察大将が首相官邸を包囲し補給路を断つと警告している事に関しては、集会参加者の排除を命じる権限がないサラーン警察大将の動向に対する関心を持っていないとした上で、既にサラーン警察大将は国外に逃亡したとの連合独自の情報があることを明らかにした。
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