16日、タイ・ラック・タイ党所属元下院議員のサリット・サンティメータニドン氏(グラープ・デーン・グループ・リーダー)及びリキット・ティラウェーキン氏(党執行部員)の2人が代理人を通じ、党首のタクシン・チンナワット警察中佐に離党届を提出した事が明らかになっています。 2人は何れも、タイ・ラック・タイ党の党員として任務を遂行する事は出来ない。選挙委員会側が10月22日にやり直し選挙を実施する方針を決定した事により党の移籍が可能になった事、またタクシン党首が党員の党移籍を容認する発言をした事を受け離党を決心したとしているようです。 今回離党届を提出した2人は、兼ねてから第二次タクシン政権の暴走を諫める発言を党内で繰り返していた為に、4月2日の総選挙では比例代表制の擁立候補から外されていました。
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