親政府・反連合派の反独裁民主主義同盟は11日、12日から14日にかけて大規模集会を開催する方針を明らかにした。
しかし、10日の集会の時点では、2-3日中に首相官邸に襲撃をかける方針を明らかにしていた同盟側は、今回の大規模集会では街頭デモ等の大規模行動を行う予定が無いことを明らかにしている。
また、ウドンターニー県の親政府団体を率いているクワンチャイ・プライパナー氏が1万人の人員を動員しサーン警察大将の戦力に合流して首相官邸の解放行動にでる事を明らかにしている事に関して、自らの弟が親政府団体に幹部として参画しているティーラチャイ農業・協同組合副大臣は、同県の親政府団体側が首相官邸の開放行動に合流することは無いとの考えを示している。
同副大臣によると、県内の住民にヒアリングを行った結果、住民の多くが情勢を最悪化させることに繋がるとして、官邸の解放行動に合流することに難色を示しているという。
一方、反独裁民主主義同盟は11日にムァントーンターニー県内のインパクトで開催されたイベントに全国から約1万人の支持者を集め組織の潜在力を誇示した。
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