9日1:00前、民主主義市民連合が集会活動を展開している首相官邸に近いチャマイマルチェート橋付近で2回に渡る爆発音が発生した。
何れも大型の爆竹が使用されたと見られる。
また、この爆発に絡んで、茶色の服を着た若者2人組が大型の爆竹に火をつけているところが目撃されていた他、爆発発生後にバイクで連合の集会地であるマカワーン・ランサン橋付近を走行中だった不審な男が連合の自警組織員により身柄を確保されている。
男は所持品等から反独裁民主主義同盟の戦闘部隊"タークシン王戦闘隊"に所属する37歳の男と見られ、右足指の一部が吹き飛ばされる負傷を負っていた。大型の爆竹に着火した際に負傷を負ったと見られるが、男はバイクが転倒した際に負傷を負ったと主張している。
男が所属していると見られる戦闘部隊の軍事訓練にカッティヤ・サワディポン少将が関与していると指摘されており、男が所持していた戦闘部隊の集合写真にも同少将の姿を確認する事ができたという。
この爆発を受け連合側は、集会会場周辺の警戒を強化すると共に来たる"攻撃"に備えるよう集会参加者に呼びかけた。
タイの地元新聞を読む