15日早朝私用で訪問中だったオーストラリアから帰国した選挙委員会のワーサナー委員長は、既にマスコミ等に広く流付している小政党買収疑惑を解明する為の調査委員会の報告書に関して、真性のものであることを認めた上で、調査自体はまだ終了していていない事を明らかにしました。 問題となっている報告書は、タイ・ラック・タイ党の幹部3人及び防衛省の文官2人が小政党2党の買収に関係していたとした上で、幹部3人と不可分な関係にあるタイ・ラック・タイ党及び党首のタクシン警察中佐に対する法的責任の追及は回避できないと結論づけていたもので、ワーサナー委員長は疑惑の真相を結論づけるためにはタイ・ラック・タイ党から反証として提出されたビデオや、まだ解明を終えていない複数の傍証等の解明を行う必要があるとのこと。
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