26日5:30過ぎ、パッターニー県サーイブリー郡内で、小型トラックで乗り付けた10人前後と見られるグループが郡警察署の建屋に向け銃を乱射し、応戦した警察側と約10分間に渡り銃撃戦を展開した後に路上に鋲を撒きながら逃走するという事件が発生したが、幸い人的な被害はなかった。
また、前後して同日6:00前、ナラーティワート県ランゲ郡内で、行商用に改造されたバイクで路上を走行中だった35歳のイスラム系住民男性が、バイクに乗った2人組に銃撃され重傷を負った。男性は、行商用の魚の仕入れのために市場に向かう途上だった。
当局側は、何れも24日にナラーティワート県ランゲ郡内で分離主義組織関係者2人が当局により射殺され7人が逮捕された事に対する復讐目的の犯行との見方を示している。
ヤッラー県ラーマン郡内では、25日10:00前、モスクへ向かう途上だった脚部に障害を持つ60歳のイスラム系住民男性が、何者かに銃撃され重傷を負った。男性は、1996年に分離主義組織関係者に狙撃された際に負った負傷により脚部に障害を負っていた。
また、同県バンナンサター郡内では、26日午前、村長が村道内で何者かに銃撃され死亡した。
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