20日、サコンナコン県ヂャルゥンシン郡内在住の14歳の少女が村長や母親を伴い県記者協会の事務所を訪れ、同県スワーンデーンティン郡内在住の警察少尉クラスの地元警察幹部を父親に持つ16歳の少年に酒を飲まされた上で性的な暴行を受けたと訴えた。
警察に訴えてももみ消されるだけだと思い、敢えてマスコミに訴えたという少女によると、6月19日に学校で行われた行事に参加した後に女友達3人と一緒にショッピングセンターに遊びに出かけ、その帰り道に給油の為に立ち寄ったガソリンスタンド内で、女友達の内の1人と顔見知りだった少年のグループに会い、意気投合して一緒に少年の学校近くにあるアパートの部屋に遊びに行ったという。
その後、アパートの部屋で楽しく談笑していた際に、酒を持って現れた少年の友人が合流し酒の回し飲みが始まり、皆につられて自分も酒に口を付け、2杯目あたりから意識朦朧としてしまいその後の事は一切記憶していないが、正気に戻り友人と一緒に帰る際に性器の部分を中心にした痛みや違和感を感じていたという。
しかし、7月始め頃になって、自分が性的な暴行を受けているクリップ・ビデオの存在を知ることになり、一緒に行った友人に問いつめた結果、酒に酔っていた際に少年により友人等の前で性的な暴行を受けていた事を知り、当初は両親に黙っていたが、その後別のルートでクリップ・ビデオの存在を知った母親に問いつめられた為、全ての事情を話し、親戚や村長等と相談した上でメディアに告発する決心がついたという。
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