民主主義市民連合は、21日昼前までに首相官邸正面を斜めから臨むことが出来るチャマイヤムルチェート橋前に常設ステージを設営し、官邸前における本格的な座り込み集会活動を開始した。
一方、同日午前、連合のデモ隊との間で発生した小競り合いの際に負傷を負ったとされる女性を含む警察官4人を警察病院に見舞ったサマック首相は、22日朝に放送される定例政見放送の中で、官邸前で座り込み集会活動を展開している連合に対する方針を明らかにする方針である事を明らかにした。
尚、サマック首相によると、連合から逃げ隠れする事無く、23日も通常通り官邸に向かい執務する予定だという。
参考
http://www.manager.co.th/Politics/ViewNews.aspx?NewsID=9510000072914
上記に掲載されている衛星写真の中央付近部分にある赤い四角がステージが設置されている場所。因みに、写真の左脇中央付近にかすかに見える扇形の緑色の建物が国連ビルで、その手前のローターリー風に見える部分がマカワーン・ランサン橋。
参考までに、官邸前の路上の占拠を終了した時点での連合側のフォーメーションは以下に掲載された写真の通り。(尚、後にナーンルゥン交差点前に置かれた移動式のメインステージの他に、2つの移動小ステージが設営された)因みに、ナーンルゥン交差点で足止めを喰らった隊列は、同地で座り込みの集会活動を開始し、その後、写真左上部のミスクワン交差点の警戒線を突破した公社系労組関係者を中心にした隊列がナーン・ルゥン交差点に向け進行を開始し、同交差点手前に接近したところで阻止活動に当たっていた機動隊が自主退去し、連合による路上の占拠が完了したようです。また、マカワーン・ランサン橋手前に居残っていた残留隊が、警察の主戦力の引きつけにあたっていたようです。
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