民主党のグライサック・チュンハワン氏(影の内閣社会開発・人間の安全保障大臣)は24日、先に行われた前公共保健副大臣のチャワラット・チャーンウィーラグーン氏を社会開発・人間の安全保障大臣に据える閣僚人事について、極めて順当な人事であると評価した。
チャワラット氏と個人的な知己があるというグライサック氏は発言の中で、実業界で成功した経験を持ち、且つ資質面にすぐれ勤勉であるチャワラット氏を社会開発・人間の安全保障大臣に据えた今回の人事は、極めて適切な人選に基づくものであると指摘した。
チャワラット氏は、グライサック氏の父親である、元首相のチャーッチャーイ・チュンハワン氏(大将)が設立したチャート・パッタナー党の主要党員だった事で知られている。
一方、グライサック氏は、チャワラット氏が公共保健副大臣から社会開発・人間の安全保障大臣に異動する事に伴い、数々の暴力事件で知られ、また、応召証書を偽造して警察官僚に取り立てられていた事もある、チャルゥム内務大臣の二男で、現公共保健副大臣付き秘書官のワン・ユーバムルン氏が社会開発・人間の安全保障大臣付き秘書官に異動すると見られている事に関しては、ワン氏は己の改善に努めているようだと述べるに留めた。
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