ヤッラー県の県警察本部は19日、検問任務についている警察・軍関係者を狙った破壊活動が計画されている恐れがあるとして、特に付近に自動車やバイクの駐車施設がある検問所を中心に、県内全域の検問所に対して警戒態勢を引き締めるよう指示した。
一方、パッターニー県コークポー郡内では、19日15:00前、私立イスラム教学校から約200メートル離れた路上脇に仕掛けられていた爆発物が軍関係車両の通過に合わせ爆発したが、幸い車両の一部に軽い損傷を与えただけで人的な被害は無かった。
また、同県サーイブリー郡内では、19日朝、バイクで路上を走行中だった34歳の仏教系の男性漁業関係者が、何者かに銃撃され重傷を負った他、ノーンヂック郡内では、18日夕方過ぎ、自宅前でルークチンを販売中だった42歳のイスラム系住民男性が、何者かに銃撃され重傷を負い、先立つ同日朝には、ヤッリン郡内3箇所で、村自警組織を攻撃する文言が記された立て看板と共に偽爆弾が置かれているのが発見され回収処理が行われた。
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