8日9:30頃、マレーシアのクアラルンプールからバングラデッシュのダッカに向け飛行中だった格安航空会社FLYGLOBESPAN.COMの便がドーンムァン空港に緊急着陸した。
尚、初期報道段階ではビーマン・バングラデッシュ航空BG042便が、緊急着陸を要請したと報じられていた。
タイの警察筋によると、同便が離陸した直後に、マレーシアから強制送還処分を受けた23歳の乗客の男が、突然隣席の乗客に刃物を突き付けた上で、騒ぎ出したため、他の乗客の安全確保の為に同便の機長が緊急着陸を要請したとのことだが、ハイジャックの可能性に関しては同筋は否定している。
また、同筋によると、刃物を突き付けた男は既にタイ当局により身柄を確保されているという。
尚、初期報道段階では、同便が離陸した直後に、他の乗客や乗務員に刃物を突き付け同便の乗っ取りを図った、乗客として登場していたマレーシア人(報道により2人の乗客とするものや40歳のインド人乗客とするものも)と、乗務員との間で格闘が発生した事を受け、機長側が緊急着陸を要請したと報じられていた。
当初、同便側は、スワンナプーム国際空港への緊急着陸を要請したが、管制側は、安全確保及び情勢掌握上の理由からドーンムァン空港への緊急着陸を指示した模様。
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