14日2:00過ぎ、バンコクのクローンサムワー区ムゥーバーン・パンヤーラームイントラー通り上で、現金輸送車が拳銃を持った4人組に襲われ現金約1,700万バーツが強奪されるという事件が発生した。
当時現金輸送車内にいた運転手(28)と現金補填作業責任者(29)は警察の取り調べに対して、ATM機への現金補填の為に受け持ち地区内を巡回中に、1人がトイレに行くために車外から出た隙を狙って覆面をした4人組が輸送車の運転手に拳銃を突き付け人気の無いところまで車を運転するよう命じ、そこで鍵を開けさせ車内に積載してあった現金1,700万バーツを強奪し逃走したと証言している。
しかし警察側は、実行グループ側が現金輸送車の巡回経路を熟知していたと見られることから、内部の者が犯行に関与していた疑いもあると見て、運転手と現金補填作業責任者をそれぞれ切り離して個別に事情聴取を行うと共に、先月末頃に発生した現金輸送車強奪事件との関係についても捜査を行う方針を明らかにした。
尚、14日朝に配信されたネーションの英文速報は消息筋からの情報として、約5時間に渡る事情聴取により現金輸送車内にいた2人の内の1人が実行グループと共犯関係に会ったことを認める証言を行っていると報じているが、同日11:00迄のタイ語速報では同様な報道は確認できない。
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14日昼過ぎまでの報道によると、警察は14日昼までに実行に関与したと見られる7人の容疑者の内の1人の身柄を拘束すると共にバンコクのラートプラーオ区内の草地で200万バーツ強の現金を回収した。
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