選挙委員会は12日、旧政権勢力の復権阻止を狙った指示事項が記されているとされる国家安全保障評議会の機密文書に対する申し立てを棄却する決定を下した。 問題の機密文書は、特定の政党の活動を妨害する事を意図したものであるとしてパラン・プラチャーチョン党側が選挙法違反での摘発を視野に解明を要求していたもので、選挙委員会側は、問題の機密文書はクーデター後に制定された暫定憲法及び2007年憲法第309条に則ったもので違法とは言えず、また、実行に必要な予算が確保されず機密文書に記された行動方針が実行に移されずに終わっている事から特定の政党に損害を与えた事にはならないと判断し、申し立てを棄却する決定を下した。
【Coup D'etatの最新記事】
下院議長選出投票で連立与党の一部票がバン...国家安全保障評議会が活動を終了下院議会、副議長2人もパラン党から下院議会、ヨンユット・ティヤパイラット氏...国の事を第一に考え連立参画を決断したとバ...タイの地元新聞を読む