12日朝、チュラーロンコン大学教授のヂョーン・ウンパコーン氏やメディア改革キャンペーンのスピンヤー事務局長等が率いる1,000人前後の市民が、議会ビルの入り口前でピケを張り国家立法議会関係者の入場を阻止すると共に総選挙公示後の議会活動の停止及び国家立法議会議員の総辞職、当日審議が予定されていた国内治安法等を始めとする憲法の主旨に反する恐れがある法案の廃案を要求した。 更に昼前には、100人前後の参加者が柵をよじ登り議会ビルの敷地内に入り、警戒に当たっていた当局側と揉み合いにになる場面も見られたが、最終的に人員を増強して対応した当局側により鎮静化された。 その際、20人前後の市民の身柄が拘束された模様。 民主主義市民連合に合流した事でも知られるメディア改革キャンペーンのスピンヤー事務局長は、タイポスト紙に寄稿したコラムの中でシン社とタクシン首相(当時)及びタイ・ラック・タイ党が不可分の関係にあると指摘した事が名誉毀損にあたるとして、タクシン首相側から5億バーツの損害賠償を請求する名誉毀損訴訟を提訴され、その後昨年3月の一審で無罪判決が下されていた事でも知られている。
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