2日昼過ぎ、プラヂュアップキーリーカン県バーンサパーン郡内のゲストハウス内で、現在行われている選挙戦でプラチャーマティ党から出馬しているスポット・ピスートシヤン氏(48、報道により59)が裸の状態で頭部に布を被された上で刺され死亡しているのが発見された。 死亡したスポット氏の中選挙区内での投票番号は13番だった。 警察側は、昼前にゲストハウスにチェックインした際にスポット氏と一緒にいた30歳前後の女性が遺体発見直前に血相を変えた表情で一人でゲストハウスを出てスポット氏の車でどこかに向かった事が確認されていること、またスポット氏が所持していた5バーツ重量の金製のネックレスや金製のお守り9個、5バーツ重量の金製のブレスレット、2バーツ重量の金製の指輪等が無くなっていることから、強盗目的若しくは女性関係絡みの線が強いと見て、政治絡みの線を含めながら捜査を開始した。 スポット氏が所属するプラチャーマティ党は、反タクシン運動激化の端緒の一つになった国王の権限と題した本を出版した、タクシン政権時代に内務副大臣(序列二位)を務めた事もあるプラムワン・ルヂャナセーリー氏が、これまで忠実な配下として付き従ってきたプラチャラート党のサノ党首に絶縁状を突き付けた後に結党した党。
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