マッチマーティパッタイ党のプラチャイ党首は29日、党首の座の明け渡し及び党名変更受け入れの代償として6,000万バーツを要求されていると発言し、更に12月11日までに選挙委員会側から公式に党首の認定が得られなかった場合は党を解党する用意があると発言したと報じられていることに関して、何れも事実ではないと否定した。 しかし、否定発言の際にプラチャイ党首は、ソムサック・テープスティン氏が仲介役として同党首と(登録上の)前党首との間の確執の収束に尽力してくれた事を認めた。 この発言に先立って、プラチャイ党首が遊説を急遽切り上げTPIビル内にある党事務所にこもっている事が確認されている事から、先の6,000万バーツ・党解党発言をきっかけに表沙汰になっていた党内の内紛の収束に向けた何らかの話し合いが行われていたと見られる。 一方、タクシン前首相は29日、プラチャイ党首がマスコミとのインタビューの中でタクシン前首相は汚職にまみれた売国奴であると発言した事により名誉を傷つけられたとして、顧問弁護士を通じてプラチャイ党首を相手取り10億バーツの賠償を要求する訴訟を提訴した。
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