長老学識経験者のプラウェート・ワシー氏は16日行われた講演の中で、草の根レベルからの国民参加による民主主義復興の重要性を説いた。 講演の中でプラウェート氏は、単に民主主義体制に体制を戻すだけで無く、政府が各地のコミュニティーを盤石なものにすると共に、コミュニティーの住民参加による民主主義の復興に取り組まない限り国民の問題を解決する事は不可能であると指摘した。 その際、プラウェート氏は草の根レベルからの民主主義の復興を草の根レベルから建立が開始されたチェディーに喩え、自ら主導して草の根レベルにチェディーを建立しようとするような政党の政策は、住民参加による民主主義の復興とは根本的に異なると指摘した上で、各政党は選挙演説の場を地域の住民の考えを吸収する場にすることが重要であると指摘した。 また、プラウェート氏は、本人の意思が有る無しに拘わらずタクシン前首相の言動が票の動向に影響を与え得るとした上で、総選挙後も新体制側と旧タクシン政権側との間の対立が継続するとの考えを示した。
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