・10日午後までに、ナラーティワート県ルゥーソ郡内で、6世帯が所有する5ヶ所の農園内にあるゴムの木や果物の木が何者かによって大量に切り倒されているのが確認される。 ・10日深夜(報道により11日朝)、ヤッラー県ラーマン郡内で、学校の警備に向かうためにバイクで路上を走行中だった村自警組織に所属する49歳のイスラム系住民男性が何者かに銃撃されるが、弾が外れ難を逃れる。男性は元副村長。 ・11日未明、ヤッラー県ターントー郡内で、42歳のイスラム系住民男性の住宅が放火され全焼。火災発生当時家人は留守だったため人的な被害は無し。 ・11日朝、ヤッラー県バンナンサター郡内で、集中摘発作業中の郡警察署関係者と4-5人の一味との間で約10分間に渡る銃撃戦が展開されたが、警察側に人的な被害は無し。一味側は逃走。 ・11日昼過ぎ、ナラーティワート県ルゥーソ郡内で、バイクで路上を走行中だった72歳のイスラム系住民男性が、バイクに乗った2人組に銃撃され重傷。男性は、ソンクラー県内にある国境警備警察第四地区本部副本部長の義兄。一部報道によると男性は、郡内の複数箇所にあるゴム農園内のゴムの木が何者かにより大量に切り倒されたとの報道を受け、自分が経営するゴム農園に視察に向かう途上だった(報道により自分が経営する農園内のゴムの木が切り倒されたとの情報を受け現場に向かっていたとするものも)。 ほぼ同時刻に、同郡内の路上をバイクで走行中だった38歳のイスラム系住民男性が何者かに銃撃され重傷。 ・11日午後、軍・警察の混成チームはナラーティワート県タークバイ郡内で集中摘発を行い、地中に埋められていた複数丁のM16ライフルやPVC管内等に隠された大量の銃弾を押収。今回行われた集中摘発は、先に身柄拘束されたRKK実行部隊地域幹部の男の証言に基づき行われたもので、押収されたM16ライフルの内少なくとも2丁は、2004年1月4日に発生した武器庫襲撃強奪事件で強奪されたものと製造番号が一致。
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