国家立法議会議員のバンナウィット・ゲーンリヤン海軍大将(防衛省最高顧問)は7日、ルゥアム・ヂャイ・タイ・チャート・パッタナー党の比例代表区候補として出馬する方向で準備を進めていた事を明らかにした上で、防衛省側の妨害工作により出馬を断念せざるを得ない状況におかれた事を明らかにした。 発言の中でバンナウィット海軍大将は、1日に提出した防衛省最高顧問の辞職願が6日まで受理されなかった為に総選挙への出馬を断念せざるを得ない状況に置かれる事になったとした上で、辞職願の受理が異常に遅れた背景に防衛省が絡む調達汚職疑惑を追及してきた事に対する報復的な思惑があったとの考えを示した。 また、バンナウィット海軍大将は今後に関しては、地盤を持っていないとして中選挙区からの立候補は考えていないとした上で、引き続き国家立法議会議員として防衛省及び軍が絡む汚職疑惑の追及に全力を尽くしていきたいと語った。 参考
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