パラン・プラチャーチョン党のグテープ報道官は5日、反タクシン派の民主主義市民連合五大幹部の1人であるソムギヤット・ポンパイブーン氏の民主党への合流は、同連合が煽動したタクシン政権打倒を目指した動きに当初から政権奪取を目指していた民主党が関与していた事を白日の下に晒すものであると指摘した。 この発言は、先に民主党に合流したチャーッチャーイ元首相の実子でもあるグライサック・チュンハワン氏の呼びかけに応じ民主主義市民連合執行幹部のソムギヤット氏や元パランタム党党首のチャイワット・シンスウォン氏(元工業大臣)、ウィナイ・ソムポン氏等5人の連合幹部が民主党に合流すると共に、何れも東北地方の選挙区から出馬する意向を表明した事を受けたもので、グテープ報道官は、連合幹部の民主党合流がパラン・プラチャーチョン党の票田を脅かす事には為り得ず、また両党間の政策の違いをより明確に住民に訴えることが出来ることから、むしろパラン・プラチャーチョン党側の立場を有利にするとの考えを示した。
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