民主党のステープ幹事長は16日、タクシン前首相が100億バーツを投下し権力奪還に向け動き始めている事を明らかにした。 更に、ステープ幹事長は、過去に前首相から副首相ないしは国務大臣のポストの約束と共にタイ・ラック・タイ党への合流打診があったが、それを断っていた事を明らかにした。 これまで、タクシン前首相をして「絶対に敵に回したくない」と言わしめたステープ幹事長に対する前首相による調略工作が度々行われてきていたと伝えられていた。 一方、ステープ幹事長は、民主党のアピシット党首の国家のリーダーとしての資質を訴える為に、今後同党首の聡明さや危機的状況を救う果敢な決断力を全面に出して訴え、タクシン前首相の為に職務を全うすると発言するなど私益しか考えていないパラン・プラチャーチョン党のサマック党首との明確な違いを浮かび上がらせていきたいとした。
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