20%ルールの存在や野党連合が総選挙をボイコットした事が手伝い、最終的に無効となった昨年4月2日に行われた総選挙で一躍名を馳せる事になった小政党の借金帳消懇願者党あらためタイはタイ党(タイ・ペン・タイ党)党首のチューチャート・プラターンタム氏は5日、次期総選挙に党公認候補を擁立する方針を確認した上で、次期首相への就任に意欲を見せた。 これは、同日午前開かれた党のセミナーの席上で語られたもので、チューチャート党首は、次期総選挙後に首相として道義が支配する国家の創成をキーワードに、50万バーツを限度とした全ての国民が抱える借金の帳消し、政府への返済義務を負わない500万バーツ規模の村再生基金を各村に設置、無料診療政策、大学課程までの無料教育等の公約の実現に取り組むとした。 セミナーには約300人(報道により450人)の党幹部や各地区幹部、党員等が参加し、中には陸軍士官学校第6期卒業組のワンチャート・ネトラーノン中将の姿も見られたという。 参考
旧借金帳消懇願者党が新規党員登録者数でダントツのトップ
(国民の約10人に1人がタイはタイ党に新規党員登録をしていたという目を疑いたくなるような衝撃のニュース)【Coup D'etatの最新記事】
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