パッタヤーの裁判所は3日、今年2月にパッタヤーのヂョムティヤン・ビーチで発生した25歳と30歳のロシア人女性2人が射殺された事件に絡んで実行犯として逮捕され、殺人、窃盗未遂等で起訴されていた25歳のタイ人の男の被告に対して死刑の判決を下した。 事件は、世界的に大きく報じられ、また被害にあった2人の女性がツアーのグループとは別行動を取っていたこと、内の1人の女性がパッタヤー内で初めて知り合った外国人男性と気安く関係を持っていた事等から、ロシア人女性の管理売春に関係している国際犯罪組織が背後で犯行に関与しているのではないかとの見方も初期捜査段階で指摘されていたが、その後逮捕された男の供述に基づき窃盗目的での犯行という形で結論づけられていた。 しかし、事件が一般旅行者が大量の金品を所持して現れるとは考えにくいビーチエリアで発生していること、また、監視カメラに記録された映像から実行犯が確信を持って2人に向け銃を発砲後に、金品等を探すそぶりを見せることなく直ぐに現場から逃走している事が確認されていることから、窃盗目的で結論づけるのは早急すぎるとの声も聞かれていた。 尚、被害にあった女性2人に関しては、最終的に違法就労目的ではなく純粋な観光目的でタイを訪問していた事が確認されている。
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