タイ・ラック・タイ党行政監視委員会のヂャムローン委員長は6日、現政権のパフォーマンスは依然及第点に及んでいないと指摘しました。 発言の中でヂャムローン委員長は、政権誕生後5ヶ月間の政府のパフォーマンスを分析した結果、依然官僚主義に基本を置いた施政を進める一方で、南部問題解決及び行政改革の推進という二つの重要な公約を果たしていないと指摘した上で、これらの公約実現を視野に入れた内閣改造を断行するべきであると指摘していました。 一方、ヂャムローン委員長は、近日中にタイ空港社に対する監査を要求する公開書簡を首相宛に提出する事を明らかにしています。 同委員長によると、同社の幹部が、自己裁量で720万バーツの予算の支出を決定したアメリカやドイツへの公務視察に家族を同行させていた疑惑があるとの由。 尚、その自己裁量で予算の支出を決定したと指摘されているタイ空港社経営会議議長のサプラン・ガラヤーナミット大将(陸軍副司令官、国家安全保障評議会副事務局長)は、公務視察から帰国した6日午後、マスコミが張り込みをしていた入国階を避け、出国階から空港を後にしていた事が確認されているようです。
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