陸軍のアコン報道官は26日、首都圏が攻撃の対象になることはあり得ないとの認識を示した上で、国民に対してその様な噂に惑わされ恐怖感を抱くことがないように訴えました。 この発言は、先に南部に於ける一連の不穏な動きに関係している組織関係者が首都圏をターゲットにした攻撃の準備の為にバンコクに移動したと報じられていたことを受けたもので、同報道官は、攻撃の噂は組織関係者が戦略の一つとして意図的に流したものでしかなく、これまでに逮捕された容疑者の証言等から首都圏が攻撃の対象になることはあり得ないとの確信を得ているとした上で、当局側が警戒態勢を強化したのは、あくまで最悪の場合を想定した念の為の措置であったと強調していました。 また、前後してスラユット首相は、首都圏をターゲットにした攻撃という噂の伝播はタイだけでなく世界各国で起こりえる事であるとし、たとえ噂であっても国民の安全を保障する立場にある政府が油断する事無く警戒態勢の強化に臨むことは当然のことであるとした上で、国民に対しては噂に惑わされる事無く、日頃から各自の身の回りの不審物や不穏な出来事に注意を払う事が重要であると訴えていました。
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