タイ・ラック・タイ党系と目されているPTVの設立発起人の1人であるナタウット・サイヤグゥア氏は22日、放送開始を認めないとする政府側の方針に屈せず予定通り3月1日から本放送を開始する方針を明らかにしました。 また、政府側の方針に対しては、同様な方式で既に放送を開始している他局(ASTV)を交えた話し合いにより解決の糸口を模索するべきであるとの考えを示していました。 尚、正式な本放送開始発表は24日に都内にある10月14日記念館で行う予定とのこと。 一方、ナタウット氏の発言に先立って政府広報局を管轄するティーラパット首相府大臣は22日、タイ・ラック・タイ党の元党員が立ち上げたPTVが、ソンティ・リムトーングン氏系のASTVと同様な方式で本放送を開始する方針を明らかにしている事に関して、あらためてASTVに対する行政裁判所側の判断が出ていないとして、現状では本放送開始を認めることが出来ないとの認識を示した上で、約4ヶ月間の期間を設け専門委員会で総体的に見当した上で最終判断を下すべきであるとの考えを示していました。 また、ASTVが放送の継続が許されている事に関しては、タクシン政権が講じた放送停止措置に対して行政裁判所側が判決が下されるまでの期間の放送を認める仮処分決定を下したからで、それ以後に設立されたPTVとは事情が異なると説明していました。
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