政府は6日開かれた閣議の席上で、スワンナプーム新国際空港と並行してドーン・ムァン空港を国際空港として使用する方針を決定しました。 これは、今後更に旅客機の運行本数が増加する事が予想されている中で、滑走路や誘導路に亀裂が発見されるなど、緊急に補修が必要な損傷が続々と発見されているスワンナプーム新国際空港の状況に鑑み、旅客機の運航を二つの空港に分散させることにより新国際空港にかかる負荷を軽減するべきであるとの判断に基づく決定。 ヨンユット政府報道官によると、今回の決定に伴いドーン・ムァン空港の再整備を早急に進めると共に、スワンナプーム新国際空港で行われているターミナルや滑走路の追加・拡張工事をスローダウンさせる方針が決定されているようです。 (その後の報道によると、向こう45日以内の使用開始を目指しドーン・ムァンの再整備を進めるとの由) また、同日開かれた閣議の席上で、スラユット首相の提案に基づき、スワンナプーム新国際空港の問題点を総体的に調査する為に国家レベルの常設専門調査委員会を組織する事で合意に至り、首相府に対して適任者の人選に入るように指示する決定が下されています。 (タイ時間 15:10掲載 22:15最終更新)
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