特別捜査局のスナイ局長は1日、首都圏連続爆破事件が発生した9地点の内の一つであるシーコンスクエアー内に設置されていた監視カメラ映像から実行犯と見られる男2人、女1人の不審な人物を発見し、内男1人については過去に別の爆破事件に関与した容疑がある人物であると特定した事を明らかにしました。 スナイ局長によると、特に顔立ち等がハッキリと判別できるまで解析されている男1人については、過去に別の爆破事件で逮捕状が発行され逃走中の人物である事が判明しており、また、残る男女2人に関しては、国際刑事警察機構に更なる解析作業を依頼しているようです。 一方、1月30日未明に発生したデイリー・ニュース社、ラマガーデン・ホテル爆破事件に絡んで、警察側が1日までに、実行犯側が小型榴弾を発射した地点がトール・ウェー上ではなくソーイ・ウィパワーディー54内の小高い地点だった可能性が高いと見て捜査を展開している事が明らかになっています。 * その後の報道によると、不審なポテト・チップの筒状の容器をシーコン・スクエアー内のゴミ箱に捨てる模様が撮影されていた男は、ヤッラー県ベートン郡内で発生したクルンタイ銀行爆破事件に関与した容疑で逮捕状が発行されている男と同一人物と見られているようです。また、特別捜査局側のこれまでの捜査では、既に身柄を拘束され事情聴取を受けた19人に繋がる証拠は得られていないようです。 一方、警察当局はバレンタインデー及び中国正月を控えている1日から20日まで、銀行や金行、宝石店、バスターミナル、ガソリンスタンド、観光スポット、この期間に多くのショッピング客が集まる地点を中心に、検問所の設置等を含む警戒態勢の強化を管下に指示しているようです。
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