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タイ通【 社会 】
投稿日時: 2006-12-21 01:54 2006-12-20 23:54

タグ: [ バンコク ] [ 政治経済 ] [ 地元新聞 ]

南部情勢 (20日)

・19日夜半、ヤッラー県県都内で、黒づくめの服を着用しヘルメットで顔を隠した若者グループがバイクに分乗して集落内を周回しているとの通報に基づき、不審な若者グループを病院付近で発見するも、直接的な容疑事実が無いため拘束には至らず。発見された若者は何れもイスラムの装束の上で黒色の上着を着用していたことから、学校等の放火に関与している疑いもあると見て、今後の動向を監視する方針。 ・19日夜半、ヤッラー県ヤッハー郡内で、10人以上と見られる一味がタイヤや炭等を利用して保健所を放火し全焼させる。前後して同郡内にある幼稚園が同様な方法で放火され、ほぼ全焼。尚、(誤報が多い)ネーションの英字速報は、何れも所内にある本棚にガソリンをかけて放火と報道。 ・20日8時頃、ナラーティワート県スンガイ・パーディー郡内で、当局車輌の通過に会わせて爆発物が爆発するも、当局側に被害は無し。この爆破事件に絡んで逮捕された31歳(報道により28歳)の容疑者の釈放を求め、主に女性や子供で構成された住民約50人が警察署前に集まるが、当局側の説得を受け入れ昼前に散会。 ・20日12:30頃、パッターニー県マーヨー郡内にある私立イスラム教学校の寄宿等から火災が発生し全焼。火災発生当時校内には教師や生徒がいたことから、放火よりも漏電による火災の可能性が高いとの見られている。 ・南部に拠点を置く情報当局筋は、何もせずに死ねば地獄行き、喩え間違っていたとしても命令に従い死ねば天国行き、当局側に拘禁されることは休養期間を得たことと心得よという組織側の教えが若者達の間で広く信じられている事が、若者グループによる過激な襲撃等を誘発する要因の一つになっていることを明らかに。また、一連の不穏な動きに関与している若者には、一回の行動に対して4,000-5,000バーツの報奨金が支払われており、その報奨金の多くが政府関連工事等の請負ビジネスを展開している地元の大物から提供されており、その背景に南部の情勢を悪化させることにより、他の地域の業者が地域への参入を断念させ己の既得利権を確保するとの思惑と、当局側による請負事業に対する監査を拒みたいとの思惑があると見られるとのこと。【南部情勢の最新記事】
パッターニーの結婚式会場で発砲、新郎の父...パッターニーで銃撃戦、分離主義組織関係者...新興分離主義組織幹部を逮捕、パッターニー...ナラーティワートで金行店主が射殺、貴金属...仏教徒の男性が射殺された上で車もろとも火...タイの地元新聞を読む
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