法務省のヂャラン次官は14日、イスラム弁護士協会会長(当時)のソムチャーイ・ニーラパイヂット氏が失踪した事件の立件が依然困難な状況にある事を明らかにしました。 発言の中でヂャラン次官は、捜査そのものに関しては目まぐるしい進展が見られるものの、事件発生から3年間の間に証拠が紛失・毀損されたり、証人に対する脅迫行為が蔓延っていたこと、また事件の本質が通常の事件とは異なるプロによる犯行の可能性が高いために、より慎重な捜査が強いられている為、立件が依然困難な状況にあることを明らかにしていました。 この事件に関しては、一端は法務省特別捜査局及び最高検察庁側が数人の容疑者に対して逮捕状の発行を申請する方針を明らかにしていたものの、早急すぎる逮捕により証拠不十分で裁判所から無罪判決が下された場合は、事件そのものが迷宮入りになる恐れがあるとしてソムチャーイ弁護士の夫人が法務省側に慎重な対応を要請した事を受け、逮捕状の発行申請が先送りになるという経緯を辿っていました。
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