民主主義キャンペーン顧問のピポップ・トンチャイ氏(民主主義市民連合幹部)は12日、先にチャワリット元首相が動向監視を容易にする為にもタクシン前首相を帰国させるべきだと発言した事に対して、軽はずみな発言によってあらぬ疑惑を呼ばないためにも、チャワリット元首相はタクシン前首相が帰国するべきであるとする理由を明確にするべきであると指摘しました。 発言の中でピポップ氏は、今回のチャワリット元首相の曖昧な発言は、背後に何らかの政治的な意図があるとの疑惑を抱かせ、不必要に社会対立を煽る恐れがあるものであったと指摘した上で、何故タクシン前首相をタイに帰国させるべきなのかより明確な理由を明らかにするべきであると指摘していました。 また、国家安全保障評議会が近い関係にある軍関係者を公社のトップや幹部に据える人事を行った事に関しては、同評議会及び現政権の任期が国民に約束した1年の期限を越える可能性があるのかを含めて、より明確に軍関係者を据えた理由及び任期を国民に明らかにする事が国民からの理解を得る上で重要であると指摘しました。 要は、安全保障評議会が何をやっているのか国民に全く伝わっていないので、ここら辺をハッキリさせないと大変なことになるよと言いたいみたいですね。 一方、戒厳令に関しては、施行が継続する事は反クーデター運動の激化を誘発する要因に為り得るとして、早急に戒厳令を解除し、国民の平和的な手段で抗議をする権利を保障した法律に基づいて動向を監視するべきであると指摘していました。
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