前選挙委員会委員候補のウィチャー・マハークン氏(最高裁判所青少年・家庭事項担当判事長)は21日、行政改革団から憲法の停止措置により機能が停止している国家汚職委員会委員への就任要請があったことを認めました。 また、タイ・ラック・タイ党による小政党買収疑惑をクロと判断した事でも知られる元最高裁判所判事団長のナーム・イムイェーム氏(前選挙委員会委員候補)も同様に委員への就任要請があったことを認めた上で、要請を快諾する意向を明らかにしていました。 汚職摘発関連に関しては、先に元委員会事務局長のグラーナロン・ヂャンティック氏が20日未明にプレーム枢密院評議会議長公邸内でソンティ大将と会談している事が明らかになっています。 会計監査院といい汚職取締委員会といい、なんとなくタクシン/タイ・ラック・タイ党性悪説に立って人選を進めている様な気がしないでもないです。 21日付けのネーション紙によると。その他に前上院議員のゲーオサン・アーティポーティ氏(前選挙委員会委員候補)、最高裁判所判事団長のワサン・ソーイピスット氏(前選挙委員会委員候補)、元中銀総裁のヂャトゥモンコン・ソーナグン氏、元国家安全保障会議事務局長のプラソン・スーンシリ空軍少将(元チュアン政権顧問、陸軍保守派系のネーオ・ナー紙の元コラムニスト)等の蒼々たる人物名が、候補者に上がっているようです。
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