17日0時過ぎ頃ヤッラー県県都内で、警察が追跡中だった不審車両の乗員との間で一時撃ち合いを演じた末、不審車両を見逃すという事件が発生しました。 警察側によると、若者約10人を乗せたナンバーを付けていない不審なワンボックスカーを発見し、追跡中にワンボックスカーから銃撃を受け、一時応戦したものの、結局車両を見逃し、その後緊急配備を敷いて車両を追ったものの、結局取り逃がしてしまったようです。 警察側では、不審車両は、パッターニー国建国記念日を記念した何らかの不穏な行動を県内で引き起こす為の要員を運搬する役目を担っていたのではないかと見ているようです。 一方、ナラーティワート県ルゥーソ郡内では16日19時過ぎ頃、フットボールの地元友好試合に出場後、帰宅の為甥を後部座席に乗せバイクで路上を走行中だったタムボン行政機構副評議会議長の男性が、路上脇に潜んでいた二人組と見られる一味に銃撃され二人とも重傷を負うという事件が発生しています。 銃撃を受けた副評議会議長は、これまでにも二回にわたって一味側から襲撃を受けながらも難を逃れて来ていたようです。
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