15日朝ch5で放送された最終回となるインタビュー番組の中では、タクシン暫定首相は己をアウンサン・スーチー女史にたとえるなど己を美化したり、己の実績を誇示する発言に終始し、最後まで次期首相指名辞退の可能性に関する明確な言及は為されなかったようです。 タクシン暫定首相によると、遅くても候補者受付の開始前までには進退を明確にするつもりでいるようです。 因みにアウンサン・スーチー発言に関しては、先に民主党のオンアート報道官が、民主主義の為に闘っているスーチー女史と、自己利権の為に闘っているタクシン暫定首相とは、本質的に人の質が異なっているとして、無闇に同女史の名前を出すべきではないと皮肉っていました。 また、今回放送されたインタビュー番組が、結果として政治的優位性を乱用した集票行為に該当するのでは無いかとの指摘も出始めています。
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