タイ・ラック・タイ党のプロミン副幹事長(暫定首相秘書官)は12日、タクシン暫定首相が政界を引退するか否かに関しては、適切な時期に直接本人の口から明らかにされるべきであるとした上で、時期に関しては少なくとも総選挙の日程が明確になって以降との見通しを示しました。 また、党内でも暫定首相の一時政引退を巡った激しい議論が交わされていると伝えられていることに関しては、民主主義社会では意見の対立はつきもので、いずれ収まるものであるとして容認する姿勢を示していました。 この発言に先立ってタイ・ラック・タイ党の元下院議員団団長のソムチャーイ・スンタラワット氏が、次期総選挙後にタクシン暫定首相が次期首相指名を辞退し、政治改革が終了し再度下院が解散された後に行われた総選挙後に再度首相に返り咲く事になっていると発言している事に関しては、プロミン氏はその様な発言は同暫定首相の口から為されていないとし、また政治改革の期間中だけ首相につかないという了解事項も党内には存在していないと語っていました。 尚、タクシン暫定首相は先に、自らの口で総選挙では比例代表区名簿順位1位で出馬する事が内定している事を明らかにした上で、比例代表区からの出馬と政界引退云々は無関係であると語っていました。
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