コンサック暫定国務大臣は4日、チァン・マイの県知事及び関係当局に対して、最悪の事態に至ることが無いよう民主主義市民連合の動向を監視し、必要であれば法的な措置を講じるよう指示した事を明らかにしました。 これは、民主主義市民連合側が9月末頃を目処にバンコク、タクシン暫定首相の地盤であるチァン・マイ県、連合に対する数々の妨害工作を背後から糸を引いていたと指摘されているネーウィン・チットチョープ氏の地盤であるブリラム県の三ヶ所で同時に集会及びデモを行う方針を明らかにした事を受けたもので、先に南部の各県知事に対して連合の監視を命じていたコンサック暫定国務大臣は、対立するグループ同士が衝突し最悪の事態に至ることを避けるためにも必要な措置だったと強調していました。 尚、コンサック暫定国務大臣は、仮に衝突が発生した場合は、仮に相手側がタクシン支持派の住民であっても、区別なく衝突の当事者全てに同様な法的措置を講じると語り、恣意的な指示ではないことを強調していました。 因みに、アピシット民主党党首は先に、3月にタイ・ラック・タイ党の票の取りまとめ役に煽動されて石や水の入ったペットボトルを投げる等の過激な行動を一方的に取って民主党の立会演説会を中止に追い込んだタクシン支持派住民に対して一切法的な措置が講じられていない事を明らかにしていました。
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