プレーム枢密院評議会議長は8月31日、良き者をもり立て、神聖な国家を個人や仲間の利益の為に私しようとするような悪い者に対しては、非難することにより国が必要としていないことを本人に悟らせ自滅に追いやるべきであると訴えました。。 これは空軍大学校の学生を初めとする空軍関係者を前にした特別講演の場で発言されたもので、プレーム議長は、国家の為に必要な良き者と排除すべき悪い者を見極める事を基本に置くことが国家を運営していく上で重要であると指摘した上で、国家開発に資する事が出来る人物は忠義誠実を旨にして己自身を研鑽することが出来る人物であるべきだと指摘しました。 更にプレーム議長は、「忠義誠実があらゆる良き物の源泉であり、これを旨に己を研鑽してきた者が良き者になることができ、逆に悪い者は決して良き者になることが出来ない強欲な者である」との国王の言葉を旨に己を磨けば自ずと幸運を授かり良き人物になれると参加者に語りかけました。 尚、これまでにタクシン暫定首相を揶揄したかのように、軍隊は国王と国家の為に働くもので、決して政府の為に働くものではないと発言したり、特に地方層に見られる金持ちを尊敬する傾向を戒める発言を行ってきたプレーム議長は、今回の発言はあくまで文字通りの事を語ったに過ぎず、政治的な思惑は一切無いと語っていましたが、マスコミ側は過去の一連の発言と同様にタクシン暫定首相を揶揄した発言と受け止めているようです。
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