タクシン暫定首相は8月31日朝、急遽バンコク都内から擁立が予定されているタイ・ラック・タイ党党員を招集し、政府がメガプロジェクトの一環として計画している全部で10路線、総延長距離300Kmからなら首都圏電化鉄道網敷設計画を全面に出して選挙戦を戦い、都民の心を掴めと檄を飛ばしました。 尚、民主党側は先に、首都圏内に7路線、総延長距離100Kmの鉄道網整備を公約に掲げる方針を明らかにしていました。 また、タクシン暫定首相の指示後に、スラポン暫定政府報道官が計画されている鉄道網では一律15バーツの乗車料金を適用する方針を明らかにしていました。 因みに、檄を飛ばしたタクシン暫定首相は、2005年の総選挙の際にナコン・パトム県の住民に向こう4年以内にBTS線を同県まで延長させてみせると大見得を切っていたのですが、その後、約束を反故にしたばかりか、民主党都政が申請したBTS線の延長計画の推進を妨害していたんですよね。
【解散・選挙の最新記事】
新空港調査委、スワンナプーム新国際空港の...ドーン・ムァンが利権の温床になる・・・と...タイ・ラック・タイ党の元候補が前選挙委員...タイでは表現の自由が保障されている・・・...新選挙委員長、本腰を入れて政治改革に取り...タイの地元新聞を読む