8月31日16:45頃、パッターニー県モーヨー郡内で、路上脇に仕掛けられていた爆発物が、警戒作業中だった当局車両の通過にあわせて爆発しましたが、人的な被害については伝えられていません。 また先立つ12時頃には、同県の県都内で鮮魚の行商中だった男性が、付近に潜んでいた何者かに銃撃され死亡するという事件が発生している他、ヤッラー県内では8月30日夜半に県都内で1人、バンナンサター郡内で1人が、それぞれバイクで路上を走行中にバイクに乗った二人組に銃撃され死亡するという事件が発生しています。 一方、ヤッラー県内で8月31日11:30頃に発生した銀行同時爆破事件に絡んで、タクシン暫定首相が、南部問題はイスラム教徒同士で解決するのがベストであると語り、南部対策をイスラム教徒であるソンティ陸軍指令長官に責任転嫁する発言をしている事に関して、民主党のオンアート報道官は、他人に責任転嫁することなく、まず己の誤った政策が南部問題を深刻化させた事を素直に認め、自らが南部対策に対して責任を示すべきであると指摘していました。
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