タイ・ラック・タイ党法務担当のウィチット・パランシーサグン氏は30日、選挙関連法に違反するとして、仮に民主主義市民連合側が予定通り9月3日にプラチュアップキリーカン県プラーナブリー郡内で集会を開催した場合は、容赦なく選挙関連法で摘発し法的責任を追及するよう中央、県及び郡の選挙委員会及び県警察に対して要求しました。 この発言に先立って、自分に甘く他人に厳しいと非難されるのを嫌ったのか、同日朝にタイ・ラック・タイ党本部前で、タクシン暫定首相を声援する為に奉納の舞を踊る踊り子を引き連れた約20人のタクシン支持派団体関係者が、選挙関連法で規定された催事の挙行に該当する恐れがあるとして敷地内への入場を拒否される場面が見られていました。 一方、元々タクシン体制の熱烈な支持層だったナコン・ラーチャシーマー県とブリラム県内の芋生産農家団体が、タクシン暫定首相自らが価格低迷状況にある芋の価格問題に取り組むと約束しておきながら、一切対策を講じていない事に抗議する為に首都圏内で大規模なデモ行動を行う方針を明らかにしています。 要は総選挙期間中に暫定政府側に圧力をかけようとの腹づもりのようですが、自ら選挙関連法を厳格に遵守すると宣言しているタイ・ラック・タイ党政府側が、どの様な対応を取るか気になるところです。
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