南部方面に展開する軍情報筋は25日、24日に発覚した暫定首相暗殺計画はタクシン暫定首相に極めて近い警察関係者が仕掛けた自作自演であると断定した上で、背景にタクシン暫定首相に対する圧力を緩和したいとの認識を示しました。 同情報筋は、暗殺計画及びその存在を裏付ける発言の全てが警察のフィルターを通して伝えられており、更に軍の爆発物専門家が既に発見された爆発物は未完成のものであると結論づけているにもかかわらず、警察側が爆発させることが出来る状態にあったとフレームアップしてマスコミに伝えているなど不審点があると指摘した上で、ソンティ陸軍指令長官のラインに属さない権力側に近い陸軍幹部が自作自演劇に関与したとの見方を示していました。 一方、一部報道によると、今回の暗殺計画発覚を受け、各地の行政当局に対して反タクシン派の動向を監視するよう通達が回っている模様。 * 全然関係ありませんが、今回の事件のおかげで各マスコミでタイ語で"やらせ"を意味する「ヂャット・チャーク」という単語が頻繁に登場しておりますです。
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