6日早朝、ナラーティワート県ランゲ郡内で、バイクで走行中だった暫定上院議員のファクルッディン・ボートー氏が、バイクに乗った二人組に銃撃され重傷を負うという事件が発生しました。 ファクルッディン氏は、県内で最も学生数が多い私立イスラム教学校を経営している他、同県ランゲ郡選出の県評議会議員を永年勤めたことで知られ、また上院議員時代中には南部国境三県域内に於ける不穏な情勢に対する政府側の対応を強烈に批判していたことで知られていました。 警察側は、最近ファックルディン氏が、経営している学校に通う約100人の学生に対して、妊娠している、麻薬を使用している等の理由で放校処分を下していることから、処分に恨みを持った元学生による犯行の可能性もあるとみて捜査を展開しているようです。
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