民主党のアピシット党首は1日、社会を混乱させないためにもタクシン暫定首相は政治情勢解決に向けた司法側の取り組みを尊重するべきであると指摘しました。 この発言は、先にタクシン暫定首相が泰中商業会議所で行われた講演で、下院で377議席を確保し正当に成立した政府を追い落とす動きの影響で、タイの制度に対する信頼が失われ、結果として経済の低迷を招いたと発言した事を受けたもので、アピシット党首は、社会の混乱を煽るような発言を控えるべきであると指摘した上で、政治情勢解決に向けた司法側の取り組みが国王からの訓辞を受け行われている事を忘れるべきではないと指摘していました。 一方、7月31日に開かれた旧野党三党の党首会談の席上で、首相候補者一本化に関して合意が得られなかったと伝えられている事に関しては、各党それぞれが独自に戦うべきであるとの合意の下で行われた総選挙で得られた議席数に基づき首相が決せられるものであるという事で三者は理解を共有しているが、具体的な首相候補名に関しては席上で語られておらず、、また敢えて首相候補一本化を要請する方針も無いと語っていました。
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