バンコクの大型ショッピングモールは、大晦日に新年カウントダウンを企画している。商業施設開発大手のセントラル・パタナ(CPN)は、全国で150万人の集客を目指す。
プラチャーチャート・トゥラキットなどの報道によると、CPNはセントラル・ワールドなどショッピングモール13件でのカウントダウンイベントに約5億バーツを投資。合計で150万人の来場を見込んでいる。
CPNの最高マーケティング責任者のナッタキット氏は、23回目となる「セントラル・ワールド・バンコク・カウントダウン2026・ザ・オリジナル」に、少なくとも25万人の来場者を見込んでいると話し、PP KritやBillkinらタイのトップアーティストによるコンサートが目玉になると述べた。
来場者の7割は地元住民で、3割は外国人旅行者と予測。イベントは31日17時から。
一方、ザ・モール・グループがスクンビット地区で運営する「エム・ディストリクト」では、20日から2026年1月1日まで、カウントダウンイベント「エクストラバガンザ・スクンビット・カウントダウン2026(EXTRAVAGANZA SUKHUMVIT COUNTDOWN 2026)」を開催。花火の打ち上げや、Jポップグループを含むアーティストのパフォーマンスがあり、1日平均10万人の来場を見込んでいる。
同グループのスパラック会長は、「タイを一流の観光地にするために重要なイベントだ」と語った。スクンビット・トゥデイのデータによると、スクンビット地区は2025年に最大300万人の外国人旅行者を集客。20日から元旦までに約150万人が来場すると予測している。また、大晦日から1月2日に約500万人の国内旅行者を見込んでいる。