タイのEZY航空は、地域の接続性を拡大し、プラチュワップキーリーカン県やペッチャブリー県の観光を支援するため、12月からホアヒン~バンコク・プーケット・スラートターニー・ハートヤイを結ぶ新規路線に就航する予定だ。
プラチャーチャート・トゥラキットなどの報道によると、フライトスケジュールや就航日の詳細は未定。使用機材はセスナ208BグランドキャラバンEX(12席)。ホアヒン~スワンナプーム国際空港間の飛行時間は約40分。チャーター便から開始し、将来的に定期便の運航を目指す。
同社は、タイ南部で短距離路線を運航。6月30日にタイ民間航空局から航空運航証明書を取得し、ホアヒンからの定期便・チャーター便の運航が可能になった。同月にタイ最短の商業飛行路線(ハートヤイ~ベトン152キロメートル)を開設した。
同社はこのほど、プラチュワップキーリーカン県のインターコンチネンタル・ホアヒン・リゾートで「EZYコネクトイベント2025」を開催。同県のプリーダー副知事は、同社の新規路線就航について、「地域の観光や経済にとって明るい兆しだ」と述べた。