スマートウォッチブランドの多国籍企業ガーミン(Garmin)は、タイ東部チョンブリー県にASEAN初の工場を開設する。生産開始は2026年第4四半期の予定。投資金額は30億バーツ超。
カオソッドなどの報道によると、同社のタイ支部マネージャーのミッシー・ヤン氏は、健康志向の高まりに対応して生産拠点を拡大し、チョンブリー県に新工場を設立すると決定したと明らかにした。ガーミン・ブランドのGPSスマートウォッチや、車両・海洋高校用のスマートGPSナビゲーターなど、スマート電子機器を生産する。
健康・運動データの管理分析アプリのガーミン・コネクトのデータによると、タイ人は筋力トレーニングの活動が最も多く40%、ピラティスや高強度インターバルトレーニングなどの室内有酸素運動が15%で、タイの健康志向が成長を続けていることが分かった。
同社がタイ支部を開設して5年が経過し、2025年上半期の収益は35%増加した。同社全体の2025年上半期の収益は過去最高の33億400万ドル(1094億6000万バーツ)で前年同期比16%増加した。
同社は、航空・自動車向けGPS製品の開発・製造会社。GPS技術を日常生活に取り入れ、世界初のGPSフィットネスウォッチを開発。アウトドアやフィットネス、健康分野にも進出している。