一般財団法人食品安全マネジメント協会(JFSM)は17日、タイの認証機関インターナショナル・サーティフィケーション・コンプライアンス(ICC:International Certification & Compliance)がタイで初めて食品安全マネジメント規格「JFS規格」の監査会社として登録されたと発表した。
同協会はこのほど、ICCとJFS規格適合証明プログラムにおける監査・適合証明に関する契約を締結した。JFS規格は、食品を取り扱う事業者に要求事項を定め、第三者機関が審査(監査)することで、食品の安全管理の取り組みを認証する規格。
今回の登録を記念し、2日にはバンコクで開催した食品安全セミナーで祝賀セレモニーを実施。JFSMの小谷理事長から、ICCのマネージング・ディレクターへ記念盾を授与。ICCからはJFSMへ記念品が贈られた。
セミナー冒頭には、農林水産省の大臣官房新事業・食品産業部 食品製造課 原材料調達・品質管理改善室の内村智課長補佐から「JFS規格の普及において重要で、日本タイ両国における食品安全分野での協力に期待している」とビデオメッセージが送られた。
セレモニーには、台湾の食品認証プログラムオーナーである台灣優良食品發展協會(TQFA:Total Quality Food Association)の陳建斌顧問と、タイ農業・協同組合省傘下のタイ農産品・食品規格局(ACFS:National Bureau of Agricultural Commodity and Food Standards)のApisit Prakarnkamanant認定基準室長が立ち会った。