タイ郵政はこのほど、2025年上半期、国内スピード郵便(EMS)の収入が前年比10%増加したと明らかにした。
プラチャーチャート・トゥラキットの報道によると、タイ郵政マネージングディレクターのダナン氏は、2025年上半期の国内EMSスピード郵便の業績が引き続き成長していると報告。収入は前年比10%増で、同社の総収入の43.3%を占めたと明らかにした。
ダナン氏は、「国民と企業の国内EMSに対する信頼の表れだ」と述べ、サービスの質の向上とニーズへの対応が成長の要因だと分析。今年第3四半期と第4四半期も引き続き成長を維持し、EMSサービスを拡大する方針を示した。
同社は、大型貨物や植物、生鮮食品など、梱包から配送まで、個別ニーズに合わせた輸送システムを設計。特にネット通販や混載業者に対し、全国規模でサービスを提供している。さらに、金取引事業など市場で新規顧客にリーチするため、高価品目をサポートするサービス開発や、果物・植物・農産物の輸送システムの開発にも取り組んでいる。