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　宇宙開発事業を手掛けるデジタルブラスト（東京都千代田区）は22日、タイ・バンコクのアジア工科大学院（AIT）と、2025年1月10日付で覚書（MoU）を締結したと発表した。共同研究やインターンシップなどの人的交流を通じ、宇宙利用における研究開発でのイノベーション創出を目指す。

　同社によると、両者はMoU締結を受け、共同研究や知識共有のためのイベント開催、学生インターンシップやパートナーシップの締結に向けて競技する。

　さらに同社が開発する人工重力を発生させる小型実験装置「AMAZ」を含むプラットフォームの利用や、軌道上でのゲノム・バイオ分析、地上分析支援に関するサービスなどの提供実現に向け、積極的な協力を視野に入れる。

　同社代表取締役CEOの堀口真吾氏は、「AITと、人材育成・インターンシップの機会について話し合いを開始できたことを非常に喜ばしく感じています。今後の協力と交流の機会を心から楽しみにするとともに、この協力を契機として、AITとの永続的な友好関係を育んでいきたいと考えています」とコメントしている。