口コミを分析したデータによると、日本で展開しているタイ料理チェーン4ブランドのうち、1店舗あたりの口コミ数がもっとも多く、平均評価(星の数)が高いブランドは「クルン・サイアム」で、口コミ数は51.5件、平均評価は星4.34だった。店舗支援事業を手掛けるmov(東京都渋谷区)がレポートを公開した。
movは14日、同社の店舗向け集客一元化プラットフォーム『口コミコム』の分析機能を利用したレポートを公開。マンゴツリー18店舗(株式会社ミールワークス)、ティーヌン12店舗(株式会社スパイスロード)、クルン・サイアム8店舗(株式会社SUU・SUU・CHAIYOO)、サイアムオーキッド4店舗(株式会社グルメ杵屋レストラン)の4ブランドに寄せられた口コミ1556件を対象に調査を実施した。
同社によると、4ブランドの中で平均評価がもっとも高い「クルン・サイアム」では、星4・星5の口コミが88.1%を占め、他ブランドよりも高い割合となった。
口コミで使用されたキーワードの「使用回数」「ポジティブな文脈で使用されている割合(ポジティブ率)」を算出すると、「マンゴツリー」では、他3ブランドと比較して「種類」の使用回数が多く、ポジティブ率も高くなった。実際の口コミを見ると、豊富な種類の中から好きなものを選べるスタイルを評価する声が多く見られた。
「クルン・サイアム」では「生春巻き」の使用回数が多く、ユーザーの関心度が高いことが伺えた。品質の高さに言及する声が多く、ポジティブ率も95%と高かった。
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